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Wayne L. Westcott,Thomas R. Baechle
ナップ
¥ 3,150
(2001-07)
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この本に書かれていた高齢者のための筋力トレーニングのガイドラインです
トレーニング頻度
1週間当たり2〜3回、連続しない日に一連のエクササイズを行う
研究は、週2回のトレーニングは、週3回行った場合の筋量と筋力の向上の
88%の向上をもたらす ことを示唆している
筋トレは主動作筋にストレスをかけ、ある程度組織に微小外傷を作る。この組織に修復が生じて大きく強い筋肉となっていく。
このような、生理学的に有効な適応が起こるためには
48〜96時間が必要である。
最大筋力を獲得するために必要な
回復時間は人によってさまざまである。したがって、それぞれに人にとって最も効果が上がるトレーニング頻度を決定するためには、注意深く対象者の
改善状態を連続歩行距離、片脚立位時間、MMTなどで記録していかなければならない。トレーニングのセット数
初心者についてはそれぞれのエクササイズについて
1セットである。
上級者は、それぞれのエクササイズについて2〜3セット行ってもよい
研究は、
トレーニング開始後4週間は、単一セットのトレーニングが複数セットのトレーニングと同じ効果があることを示している
同じエクササイズを2〜3セット行う場合、セット間に
約2分間の休息をはさむべきである。これは、次のエクササイズを行う前に、前のエクササイズで使ったエネルギーの貯蔵量を
約95%補充するために必要な時間である。休息時間が短いと、次のエクササイズで行える反復回数が少なくなる。
エクササイズの負荷強度 最大筋力の70〜80%の間にとることを強調している。
研究は、このトレーニングの範囲での負荷重量が、高齢者の筋量や筋力を増加させるために
安全で効果的であることを明らかにしている
Fronteraら1988:
60歳代と70歳代の男性は、最大筋力の80%での12週間のトレーニング後、筋量と筋力が有意に増加した
Fiataroneら1990:
90歳代の男女は、最大筋力の80%での8週間のトレーニング後、筋量と筋力が有意に増加した。
Nelsonら1994:
50歳代と60歳代の女性は、最大筋力の80%での50週間のトレーニング後、筋量と筋力が有意に増加した。
WestcottとGuy1996:
50〜80歳代の男女は、最大筋力の70〜80%での8週間の筋力トレーニング後に、筋量と筋力が有意に増加した。
エクササイズの反復回数 1セットあたり
8〜12回の反復を行い、筋が疲労する時点まで適切に行うことである。
研究は8〜12回の反復は、特に
最大筋力の70〜80%付近の負荷重量で実施することができることを示している
実践的な目的で75%の負荷重量を決定するために
個人の最大筋力を見つける必要はない。多くの場合、ある負荷重量を正しいフォームで10回反復する、ことができれば、それはその人の最大筋力の約75%であり、適当なトレーニング負荷である。
もともと活動的でない高齢者にとって、1回しか反復できない最大筋力を見つけることは、障害の危険性が内在しており、すすめられる方法ではない。
反復回数 負荷強度
1 100% 障害の危険あり
2 95% 障害の危険あり
4 90% 障害の危険あり
6 85% 障害の危険あり
8 80% 推奨
10 75% 推奨
12 70% 推奨
14 65% 筋力刺激が少し少ない
16 60% 筋力刺激が少し少ない
18 55% 筋力刺激が少ない
20 50% 筋力刺激が少ない
トレーニングの進め方 12回の反復が正しいフォームで2セットできるようになったら、
5%かそれ以下の負荷重量を加えること。
これはダブル・プログレッシブ・トレーニング・プログラム(2段階漸増トレーニングプログラム)で、初めに反復回数を加えていき、次いで負荷重量を増やすという方法である。
トレーニングの進め方
エクササイズを
無酸素性エネルギー系の時間枠の中でなし遂げなければならない。
つまり典型的には、
8〜12回の反復回数、あるいは約50〜70秒間、持続したトレーニングが要求される。