ヒロの日記

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EMSの概念
 
EMSとはElectrical Muscle Stimulationの略です。

こういうのが職場にあるでしょうか。これはトリオ300というものです。
鎮痛メカニズムに基づく「TENSモード」、「EMSモード」、鎮痛・治癒促進効果のある「MCRモード」の3モードを搭載したものです。

EMSを一言で言うと、筋を電気で刺激して筋力強化をする、ということだと思います。

筋肉や、筋肉を支配する運動神経を電気(電流)で刺激すると、その筋肉は「収縮」するという現象を起こすことが古くから知られています。
このことを利用して、筋を訓練し強化する方法がEMSです。

1972年にミュンヘンで開催されたオリンピックで、当時のソ連(現ロシア)の選手の中に素晴らしく発達した筋肉を持つ者達がいました。興味を持ったカナダの生理学者が、翌年にソ連を訪問、その理由がEMSによる訓練の結果であることを知ったのです。
以後、カナダを中心にして各国でEMSを利用した筋力の強化について本格的な研究が行われ、現在に至っています。



EMSの効果

報告されているEMSの臨床的研究の成果の多くは、EMSを用いることによって、意思とは無関係な形で筋力を高めることができたことを報告しています。
それらは、EMSにより得られる筋力が最大努力による筋力と同じか、またはそれを上回る値を示したことを述べています。

電気刺激をした場合と意思による最大努力をした場合の筋力を比較すると、
EMSによる最大筋力を100とした時に、
最大努力による筋力の平均値は78%だったそうです。

一方、大腿四頭筋の強化を目的として研究例では、
EMSを施したグループと、
意思による運動訓練のグループを比較したところ、
有意の差はなかったという報告もあります。

このように、研究者によって多少異なる報告が見られますが、EMSによって意思による運動の訓練と同じかあるいはそれ以上に筋肉をトレーニングできることは明らかだそうです。



運動点について
 運動点(motor point)というのは、それぞれの筋に対する電気刺激を実施するとき、最も効果的に刺激することができる特定の部位(点)のことです。
 言い換えれば、同じ強さの電気刺激によって最も大きな反応を引き出すことができる点ということになります。
 その多くは、筋と運動神経の接合部が、皮膚に一番近い位置にある場所です。あるいは神経束の、皮膚に近い部位にも存在します


 
副作用と禁忌について
 副作用はほとんどありません
 まれに、皮膚アレルギーが発生することがあります。

 禁忌としては以下のものがあります。
 急性疾患、38℃以上の熱発時、感染性疾患、悪性腫瘍のある部位への通電、心疾患、消火器潰瘍・妊娠・月経時の腹部への通電、頭部への通電、全身的な安静を必要とする対象者、その他、医師によりEMSが不適当と判断されたものなど。

赤筋と白筋について
 赤筋は
  ミオグロビンという赤い色調のたんぱく質を多く含んでいます。
  緩慢に収縮しますが大きな力を発揮し、疲労度が少ないという特徴があります。
  主に脂肪を燃焼してエネルギー源とします。
 白筋は
  ミオグロビンの含有量が少ないため白っぽい色をしています。
  速く収縮し、瞬発力に飛んでいますが、疲労しやすい性質を持っています。 
  主に糖を利用してエネルギー源としています

 マグロは赤身の魚、つまり、赤筋が多いです。遠距離を回遊して、ずっと泳ぎ続けています。
 ヒラメは白身の魚、つまり、白筋が多いです。敵が近づくと瞬発力で砂をまきちらして逃げます

 赤筋はマグロ、白筋はヒラメというイメージです。

 白筋は腓腹筋に、
 赤筋はヒラメ筋や外側広筋などに多いそうです

 赤筋と白筋の混在比率は、一般人ではおよそ45:55
 水泳選手などではこれが75:25になっていることもあるそうです。
 


筋のタイプによる電気刺激の変化要素

周波数

パルス幅

通電時間

休止時間

白筋

70100Hz

200μ秒以上

0.55.5

通電時間×2

またはそれ以上

赤筋

2550

200

10.030.0

通電時間×2

またはそれ以上

混合筋

6080

150200

5.510.0

通電時間×2

またはそれ以上

変性筋

2540

250300

15.030.0

通電時間×2

またはそれ以上

※混合筋で、赤筋または白筋のいずれかに近いものは、近い方の筋肉と通常の混合筋との中間の値で設定する。
※変性筋は刺激を伝える神経の機能が失われ、筋の随意的な収縮が起こらなくなったもの。



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